サカエ再開発備忘録

名古屋・栄地区における再開発の定点観測

サカエ再開発備忘録

「(仮称)錦三丁目25番街区計画」起工式&着工

 栄広場の再開発「(仮称)錦三丁目25番街区計画」が、三菱地所株式会社、株式会社パルコ、日本郵政不動産株式会社、明治安田生命保険相互会社、株式会社中日新聞社の5社により、2022年6月13日に起工式を行い、7月1日に着工することを発表しました。
 「名古屋の新たなランドマークとなる国内外の文化・交流価値創造拠点」をコンセプトに、栄エリアの都市機能強化を目指し、地上41階、地下4階建て、高さ211メートルで、2026年3月に竣工、同年夏頃に開業予定です。

 

完成イメージ - 南西方向(栄交差点)から

全体 - 南東方向(広小路久屋西交差点)から

 

 

概要

名称 (仮称)錦三丁目25番街区計画
所在地 名古屋市中区錦三丁目2501番1、2501番2、2514
交通 地下鉄東山線名城線「栄」駅直結
敷地面積 4,866.40㎡
延床面積 約109,700㎡
階数・高さ 地上41階、地下4階、塔屋1階・高さ約211m
構造 鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート
主要用途 ホテル、オフィス、シネコン、商業、駐車場
事業者 三菱地所株式会社、株式会社パルコ、日本郵政不動産株式会社、
明治安田生命保険相互会社、株式会社中日新聞社
設計 株式会社三菱地所設計、株式会社竹中工務店
監理 株式会社竹中工務店
コンストラクションマネジメント 株式会社三菱地所設計
新築施工者 株式会社竹中工務店
新築工事着手 2022年7月1日
竣工 2026年3月(予定)
開業 2026年夏頃(予定)

 

開発区域

開発区域
周辺地図

 

施設構成

 

テナント

1階エントランス

低層部4,5階の屋上イメージ
パルコによる商業施設

 地下2~地上4階には、株式会社パルコによる高級感のある新たな商業施設を展開する。
J.フロントリテイリンググループの既存施設である松坂屋名古屋店、名古屋パルコ等と相乗効果を図りながら、栄地区の魅力向上を目指す。

TOHOシネマズ

 5~9階に、栄エリア初となるシネマコンプレックスを整備し、TOHOシネマズ株式会社が運営す る「TOHOシネマズ」が進出する。
国内外の映画コンテンツのほか、コンサートや演劇、スポーツのライブビューイング(生 中継)などの非映画コンテンツも上映予定。

5F シネマコンプレックス
オフィス

 12階に3層吹き抜けのスカイロビーを設け、15~30階に総貸付面積約25,000㎡(約7,500坪)、基準階面積約1,600㎡(約480坪)のオフィスを整備する。
13~14階には、コワーキング、カンファレンス、ライブラリー、プライベートワーキング機能等を整備する。

12F オフィス スカイロビー
コンラッド名古屋

 10~11階、31~41階のホテルは、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が進出し、コンラッド名古屋として入居予定。
ホテル延床面積 約23,900㎡、客室数170室(スイートルーム 29室)で、10~11階に国際MICEに対応したボールルームや会議室、31階にレセプションロビーやオールデイダイニング、32階にはスパ・プールとジム、40階にルーフトップバーを併設する。

31F ホテル オールデイダイニング

 

以前のパースと概要

redev-ske.hateblo.jp

 

引用元